2018年10月
⭐︎地震に対する備えをしよう!
10月21日日曜日。
今日は地元余戸町の自主防災合同訓練に防災士として参加しました。
災害が続いている状況の中、より一層の地域防災力の強化が重要であります。
あらゆる災害を想定し、防災減災について考え、できることをしていくことが大切です。
南海トラフ巨大地震の発生が心配される中、住宅の耐震化、家具等の転倒・落下防止対策は非常に重要であります。
阪神淡路大震災では、死者の9割以上が家屋の倒壊と家具による圧死や火災による焼死が原因でした。
私も阪神淡路大震災を経験し、対策の重要性を実感しました。
愛媛県が発表した想定によりますと、建物の耐震化が全て実施された場合、全壊棟数は約10分の1に軽減でき、揺れや火災による死者数も約19分の1に軽減できるとのことです。
家具等の転倒防止・落下対策が100%実施できれば、死者数が約7分の2に軽減されるとの想定がされています。
私も何度か議会で取り上げましたが、松山市では、住宅の耐震診断や耐震改修のための費用の助成制度があります。
また、家具等の転倒防止・落下防止対策についても強化に取り組んでいます。
自分や家族の命を守るためにも、住宅の耐震化、家具等の転倒・落下防止対策について是非考えてみてください。
⭐︎身体障害者補助犬への理解を深めよう❗️
10月20日土曜日。
今日は、身体障害者補助犬である、介助犬や聴導犬の育成や普及活動に取り組んでいる、
ドッグフォーライフジャパン(砂田代表)が、イベントに参加しているということで応援に行きました。
補助犬(盲導犬・介助犬・聴導犬)は、身体障害者補助犬法に基づいて訓練・認定された犬のことで、目や耳、手足に障がいのある人のお手伝いをします。
特別な訓練を受けているので、社会のマナー等も守れ、公共施設や交通機関、飲食店など様々な場所に同伴できます。
盲導犬は、視覚障がいのある人が安全に歩けるようにサポートを、介助犬は、肢体不自由のある人の日常生活動作をサポートを、
そして、聴導犬は、聴覚障がいのある人に生活の中の必要な音を知らせる等のサポートをします。
身体障害者補助犬法では、公共施設や交通機関、スーパーやレストラン、ホテルなど、不特定多数の人が出入りする民間施設等に、補助犬同伴の受け入れを義務付けています。
しかし、まだまだこの法律のことも、補助犬のことも知らない方が多い現状があります。理解拡大に向けてしっかり取り組んでまいりたいと思います。
今日は、がん経験者や家族等で構成されている、愛媛がんサポートおれんじの会の定例会に参加。
様々な悩みや課題を、和気あいあいと話し合いました。私と同じ胃がん経験者の方のお話も伺うことができ、大変参考になりました。
終了後は、愛媛大学へ。元日本赤十字社の職員でもある、我が日本防災士会愛媛県支部の兵頭中予ブロック長が講師となり、愛媛大学の留学生対象に、応急手当ての方法などについて学ぶ防災講座が開催されました。
ストッキングを使った応急手当の方法や、骨折した時に、新聞紙を使った固定方法などの体験を、留学生の皆様が真剣に学んでいました。
日本防災士会愛媛県支部では、地域防災力の強化のため、様々な活動に取り組んでいます。
防災減災のため、できることは何でもやる決意で頑張ってまいりたいと思います。
⭐︎決算特別委員会(市民福祉分科会)開会
本日10月12日は、松山市議会決算特別委員会の市民福祉分科会が開会されました。
自治体では、新しい年度の運営のために、予測されるすべての収入と支出の見積もりを作成します。
これが予算です。そして、この年度の間に実際に執行された結果が決算です。
ひとつの年度のお金の出し入れ(出納)が閉められると、自治体の会計管理者は、決算を調整して関係書類を、市長など首長に提出します。
首長はその書類を、監査委員に送り審査を受けます。
そして、監査委員の意見書を付けて、議会に提出され、議会による審査が行われ、決算が認定される流れとなります。
監査委員の審査は、決算書が間違っていないかどうかということに重点が置かれていますが、
議会による審査は、様々な事業について、税金を投入した効果、成果がどう上がっているかということに重点が置かれます。
私の所属する市民福祉委員会委員で構成される、市民福祉分科会では、市民部・保健福祉部所管の事業について、予算の執行状況や事業の効果や成果、課題等について確認をしました。
より良い市政運営となるよう、チェック機関としての議会の役割をしっかり果たしてまいりたいと思います。
10月9日火曜日。
⭐︎小さなことをコツコツと!
今日も多くの市民相談の対応、報告、現場調査等で市内を巡回。毎日多くのご相談をいただいています。今日は通学路関連だけで3件ありました。
その内、余戸西地域の通学路安全対策としての交差点マークの設置を、ご相談者と確認。この場所では、何度か接触事故がありました。
交通指導員の方にも来ていただき、飛び出し注意の看板や通学路用のストップマークの設置のため、現場を共に確認しました。
通学路の安全対策は特に重要でありますが、市内には、危険箇所が多過ぎて対応しきれていないのが現状です。
また、ハード面の対策は限界があり、見守り等のソフト対策が大切ですが、見守りをしていただける人材も不足している状況です。
少しでも改善できるよう、毎日の見守り活動を実践しつつ、子どもたちの安心安全のため、悩み考え努力してまいりたいと思います。
10月2日火曜日
今日は、松山市議会9月定例会の閉会日。各常任委員会での審議の報告が行われ、補正予算案等について採決しました。
午後からは、北野武監督の作品「あの夏いちばん静かな海」やNHK大河ドラマ「武田信玄」に出演した、俳優であり演出家の藤原稔三さんと舞台演劇の女優等でご活躍の重松愛子さんが来訪されました。
以前、「ひきこもり」をテーマとした映画を製作され、愛媛でも上映されたことをきっかけにご縁ができました。
今回は、解離性同一障害(多重人格障害)やアルコール依存症等をテーマとした、「デペイズモン」という演劇をされるそうです。
タイトルの「デペイズモン」とは、フランス語で「違和感、場にそぐわないもの」という意味だそうです。
登場人物は解離性同一性障害に苦しむ妹とアルコール依存症の兄、家族や社会の中で「そぐわないもの」としてはじき出された人たちの葛藤を、
舞台セットや小道具がない中、音や照明、役者たちの想像的な演技力によって作られている作品だそうです。
東京・大阪・愛媛・福岡で公演。
愛媛公演は、11月3日(土)19時と4日(日)15時の2回公演です。
会場はどちらも、松山シアターねこ(松山市緑町1-2-1)です。お申し込みは、Toshizoプロデュースのホームページからご予約いただけます。
http://www2.odn.ne.jp/~aah16680/index.html
http://www2.odn.ne.jp/~aah16680/index.html
解離性同一障害は、小児期の強いストレスを経験した人が発症するそうです。米国、カナダ、欧州では、この病気をもつ人の約90%が小児期にひどい虐待やネグレクトを受けていたそうです。
解離性同一障害については、私もあまり知りませんでしたが、児童虐待撲滅のためにも、今回をきっかけに学んでまいりたいと思います。
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