★憲法施行68年

本日5月3日は68回目の憲法記念日です。公明党愛媛県本部の笹岡代表を中心に中予の議員団、また、山本博司参議院議員(四国副議長)の応援のもと、松山市駅前坊ちゃん広場にて、恒例の街頭演説会を開催しました。

昨今、憲法改正の是非に関する話題が、新聞テレビ等でも報道が多くなっていますが、戦後70年の節目にあたる本年、憲法について国民ひとりひとりが真剣に考えていかなければいけません。
今のままの憲法でいけないのか、改憲の必要があるのか、どの部分をかえるのか等、国民的な議論にならなければいけません。

私たち公明党は、現行の憲法の基本原則、恒久平和主義、基本的人権の尊重、国民主権主義の3原則は、人類が長い時間かけて獲得してきた普遍的な原則でありこれからも守っていかなければいけないと考えています。

その上で、時代の変化とともに、付け加えていかなければいけない考え方等を加えていく、いわゆる加憲の立場であります。
例えば、誰でも自分の私生活を勝手に報道されたりしたくないと思いますが、個人のプライバシーの守る権利、いわゆるプライバシー権を付け加えたり、また、近年、地球の温暖化、大気汚染、オゾン層の破壊など環境問題が深刻化していますが、この環境を守るためにも環境権を付け加えることが必要だと考えています。
この環境権に関しては、世界各国では1990年以降に成立した憲法のうち89%が、環境権についての規定を設けています。

また、憲法改正で重要な議論になってくる、第9条についてですが、戦争放棄を定めた1項、戦力の不保持を定めた2項は堅持すべきであると考えます。その上で、自衛隊のについての規定を明記するかどうかの議論をしているところであります。
その他、国際貢献について、生命倫理のあり方等、議論を尽くしていかなければいけません。

ともあれ、憲法改正の問題は、改正ありきでも、期限ありきでもなく、国民的な議論の上、幅広い民意の集約と、与野党を超えた幅広い政党の合意が重要であると考えています。

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